合成肥料や遺伝子組み換え作物など企業主導の農業開発のあり方に警鐘を鳴らしてきた、オークランド研究所のアヌラダ・ミッタル事務局長による視点。グテーレス国連事務総長はSDGs「行動の10年」の一環として、2021年に「食料システム・サミット」を招集予定だが、そのための特使としてアグネス・カリバタAGRA(アフリカ緑の革命のための同盟)総裁が任命されたことに大きな反発(85カ国175の市民社会が反対を表明)が起きている。FAO等が持続可能な農業と環境保護の観点から「家族経営の農家」の役割をますます重視するなかでの人選であるだけに、今後、アフリカの農業開発の行方を巡る議論が高まるものと思われる。(原文へ)FBポスト
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