IPSは国連記者クラブ(国連本部内)で「創価学会インタナショナル(SGI)」が後援した「核軍縮国際貢献賞」公式セレモニー(授与式・レセプション)を開催した。受賞者の、ジャヤンタ・ダナパラ氏は2003年まで国連事務次長(軍縮担当)を務めた。職を辞してからも核兵器のない世界という目標に向けて取り組みを続け、2007年以降は、ノーベル賞を受賞した「科学と世界の諸問題に関するパグウォッシュ会議」の会長も務めている。
授与式には、サム・カハンバ・クテサ第69回国連総会議長、包括的核実験禁止条約機関(CTBTO)準備委員会のラッシーナ・ゼルボ事務局長をはじめ各国の国連大使やジャーナリスト、市民社会の代表など約100名が参加した。クテサ議長は、「ダナパラ氏が会長を務める『科学と世界の諸問題に関するパグウォッシュ会議』、今夜の授与式の主催団体であるIPS、そしてこの賞のスポンサーであるSGIは、核兵器の危険性に対する世界の人々の意識を高め、その完全廃絶を主唱することに貢献しています。」と語った。
INPS Japan