【ジュネーブWAM】
アラブ首長国連邦(UAE)は、国際連合人権理事会(HRC)において、女児が平等に教育を受ける権利に関するイニシアチブ(67ヵ国が署名)を立ち上げた。声明を読み上げた国連UAE政府常駐代表は、「全ての女児が差別を受けることなく平等に教育を受ける権利がある」と強調するとともに、「全ての教育段階において質の高い教育を実施することが、持続可能な開発、貧困の根絶、ジェンダーの平等、そして女性のエンパワーメントを推進していくうえでの前提条件となります。」と述べた。
また同声明は、学校に通学していることを理由に女児らが攻撃に晒されている問題、とりわけ2012年にパキスタンで発生した(タリバンによる)マララ・ユスフザイさんへの攻撃、アフガニスタンで発生している女学校に対する組織的な攻撃、そしてナイジェリアで発生したボコ・ハラムによる200人の女子学生の誘拐について犯行を厳しく非難した。(原文へ)
翻訳=IPS Japan
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