【ジュネーブLondon Post】
イラン当局者によると、イランは水曜日、オマーンの仲介でジュネーブで開かれた第3回の間接核協議で、米国側に一連の提案を提示した。
テヘランは、この提案について、イランの平和的核開発計画をめぐってワシントンが提起してきたすべての「口実」に対応するものだと説明している。提案は、今月行われた3回の協議すべてを仲介してきたオマーンのバドル・ビン・ハマド・アル・ブサイディ外相を通じて、米国代表団に伝達された。提案の詳細は、いずれの側からも明らかにされていない。
今回の協議は、イランの核活動をめぐる長年の対立を解決し、制裁解除への道筋を探ることを目的としている。地域情勢が緊迫するなか、さらなるエスカレーションを回避するための外交努力が続けられている。
イラン代表団は、アッバス・アラグチ外相が率いており、同外相は水曜日にジュネーブ入りした。協議に先立ち、アラグチ氏はオマーン外相と会談し、核制限と制裁解除の双方を含む将来の合意に向けたテヘランの立場を説明した。
スイスへ出発する前にインドのニュース番組「India Today」のインタビューに応じたアラグチ氏は、ワシントンとの間で「公正で、均衡が取れ、対等な」合意を実現することはなお可能だと述べた。一方で、外交プロセスに影響を与えることを狙った憶測に基づくメディア報道には警戒感を示した。
米国代表団はスティーブ・ウィトコフ特使が率い、ドナルド・トランプ前大統領の娘婿であるジャレッド・クシュナー氏も参加している。アル・ブサイディ外相は、正式協議に先立ち、米国側代表とも会談した。オマーン外務省によれば、協議では技術的問題や監視体制のほか、米国側の懸念、将来の合意に関連する保証措置についても詳細に話し合われた。
イラン外務省のエスマイル・バガエイ報道官は、代表団には核科学、制裁、法律、経済の専門家が含まれていると述べ、イランが継続的な交渉に備えていることを強調した。また、イランは「必要な限り」協議を続ける用意があると付け加えた。
イラン国営メディアは、米国が今回の提案を拒否すれば、外交に対する米国の真剣さをめぐるテヘラン側の疑念が一段と強まることになると報じた。
米イラン間で長年にわたり仲介役を担ってきたオマーンは、協議の雰囲気について、真剣かつ建設的だったと説明し、双方の代表団に新たな案を模索する意思が見られたと指摘した。
今回の協議は、これまでマスカットとジュネーブで行われた協議に続くもので、相互不信が根強く残るなかで開かれた。テヘランは、自国の核開発計画は厳格に平和目的であると主張している。一方、ワシントンは、核兵器化へのいかなる動きも防ぐため、検証可能な保証を引き続き求めている。
火曜日には、アラグチ氏がジュネーブでアル・ブサイディ外相と90分間会談した。国際原子力機関(IAEA)のラファエル・マリアーノ・グロッシ事務局長も同日、オマーン外相と会談し、交渉に関連する技術的側面について協議した。(原文へ)
INPS Japan
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