INPS Japan/ IPS UN Bureau Report|2022年|地球の脆弱性に関する黙示録的な警告

|2022年|地球の脆弱性に関する黙示録的な警告

【国連IPS=マルチメディア】

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(映像の字幕を日本語に翻訳)

2022年は、地球の脆弱性に対する黙示録的な警告であった。

そして人類の悲劇的な欠点を警告してきた。

それは、ロシアのウクライナへの軍事侵攻で始まった。

そして、アフリカの飢饉で幕を閉じようとしている。

780万人以上のウクライナ人が国外に逃亡した。

そして、この戦争の影響は世界中に及んでいる。

基本的な生活必需品の価格は急騰した。

ソマリアはかつて小麦の90パーセントをロシアとウクライナから輸入していた。

そして今、アフリカの角地域を襲った過去40年間で最悪の干ばつに耐えている。

被災したコミュニティーの中で、女性と女児が「受け入れがたいほど高い代償」を払っている。- 国連人口基金(UNFPA)

2022 年は記録上最も暑い5年間に入る勢いだ。

農業と食糧安全保障が第27回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP27)のアジェンダに加わった。

国連食糧農業機関(FAO)によると、世界の耕地土壌の25%以上が劣化している。

今日世界ではサッカー場1面分の土壌が5秒毎に浸食されている。

その結果、地球の生物多様性は壊滅的な打撃を受けている。

しかし、どの国がどの国に資金を提供するかは、まだ未解決の問題である。

途上国の小規模生産者に届く気候変動資金は、全体のわずか1.7%にとどまっている。

また、海外援助のうち、男女共同参画に主眼を置いたプロジェクトに使われる割合は8%程度にとどまっている。

2022年後半に一つの激震的なマイルストーンとなる出来事があった。

11月15日に80億人目の人類の誕生が祝われたのだ。

「この地球上に80億人目の人類を迎えました。この新生児の誕生は素晴らしい出来事です。しかし、人が増えれば増えるほど、地球に重圧をかけることになることも理解する必要があります。」( 国連環境計画事務局長インガー・アンデルセン)(原文へ

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