ニュース|中東|UAE、パレスチナ和解合意を歓迎

|中東|UAE、パレスチナ和解合意を歓迎

【アブダビWAM】

アラブ首長国連邦(UAE)は、「パレスチナ解放機構の主流派ファタハ、ガザ地区を実効支配するハマスをはじめ、パレスチナ各派(13会派)が5月4日にカイロで和解合意に署名したことを歓迎する」と声明を発した。

今後パレスチナ各派は、暫定的な統一政府を樹立し、その後1年以内に自治政府の議長と評議会(議会)選挙を実施することを目指す。

 UAEの駐エジプト大使・アラブ連盟常駐代表のモハンマド・ビン・ナクヒラ・アル・ダヒリ氏は、「UAEは今回の合意を祝福するとともに、今後もパレスチナの人々が自身の権利を回復しエルサレムを首都とした独立パレスチナ国家を樹立するために、結束し足場を固める動きを支援していきます。」と語った。

アル・ダヒリ大使は、今回の合意がパレスチナの人々が団結する上で確固たる基盤となり、民衆の願いであった内部闘争を永久に終結させ、能力と努力を結集してパレスチナ人が公正な権利を獲得するよう希望していると述べた。

またアル・ダヒリ大使は、今回のパレスチナ和解とパレスチナ諸派による和解合意を実現する上でエジプト政府が建設的な役割を果たしたことを称賛した。

翻訳=IPS Japan戸田千鶴

関連記事:
|軍縮|アラブ民衆蜂起で中東非核地帯はどうなる

最新情報

中央アジア地域会議(カザフスタン)

アジア太平洋女性連盟(FAWA)日本大会

2026年NPT運用検討会議第1回準備委員会 

パートナー

client-image
client-image
client-image
client-image
Toda Peace Institute
IPS Logo
The Nepali Times
London Post News
ATN

書籍紹介

client-image
client-image
seijikanojoken