【ニューヨークIDN=リサ・ヴィヴェス】
英国の権威ある文学賞「ブッカ―賞」に『運のよい人たち (The Fortune Men)』が初ノミネートされたソマリア出身の作家、ナディファ・モハメド氏に焦点を当てた記事。幼少期に英国に移住した経験を持つモハメド氏は、17年前に偶然記事で目にしたマフムード・フセイン・マタンの冤罪事件(彼女と同じソマリア出身の水夫が、1952年にウェールズの首都カーディフで発生した商店主殺害事件に関連して、警察の杜撰な捜査と人種差別に満ちた法廷審理により絞首刑に処せられた事件。英国司法当局は1998年にこの事件が冤罪であったことを認めた)に関心を持ち、関連文献の調査や関係者への聞き込みに基づいて、冤罪の犠牲となったマタンの人生と彼をとりまく当時の英国社会の矛盾を等身大に描写している。(原文へ)FBポスト
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