【グラスゴーIDN=クルト・レイノルズ】
国連気候変動枠組条約第26回締約国会議に向けて発表された宗教界から訴えと、アントニオ・グテーレス国連事務総長による危機感に満ちた訴えを収録した記事。ローマ教皇フランシスコは「前代未聞の生態系危機」から地球を救うために具体的な解決法を打ち出すよう呼び掛けた他、全大陸から72の宗教組織が、石化燃料会社からの資金引き揚げと気候問題解決への投資を訴える共同声明を発表した。同共同声明に署名したSGI-UKはCOP26の公式関連行事において池田SGI会長の平和提言などを踏また意見表明(気候変動の影響を受けている弱者を置き去りにしないことや、行動を喚起する教育の推進、意思決定における若者の参画促進、変革の主体者としての市民のエンパワーメントなどを訴えた)を行った。グテーレス国連事務総長は、パリ気候条約が合意されてからの6年間が史上最も暑い6年間であった事実を指摘したうえで、「我々が化石燃料を止めるか、化石燃料が我々を止めるかだ。もうたくさんだと声を上げる時が来た。炭素で自滅するのはもうたくさんだ。自然をトイレのように扱うのはもうたくさんだ。燃やしたり採掘したりして、どんどん深みにはまるのはもうたくさんだ。我々は自分たちの墓穴を掘っているようなものだ」と述べ、「化石燃料への依存が人類を瀬戸際に追い込んでいる」との危機感を露わにした。(原文へ)FBポスト
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