SDGsGoal10(人や国の不平等をなくそう)教皇フランシスコ、カザフスタンを中央アジアの「信頼できるパートナー」と称える

教皇フランシスコ、カザフスタンを中央アジアの「信頼できるパートナー」と称える

【バチカンKAZINFORM】

バチカン市国を公式訪問中のカザフスタン共和国のムフタール・ティレウベルディ副首相兼外務大臣が、教皇フランシスコに謁見する栄誉に浴したと、カザフスタン外務省の報道担当が明らかにした。

謁見中、カトリック教会のトップでありバチカン市国の元首である教皇フランシスコは、カザフスタンが中央アジアにおけるバチカンの信頼できるパートナーであることを強調した。教皇はまた、カザフスタンのカシムジョマルト・トカエフ大統領が「新カザフスタン構想」の一環として打ち出した政治・経済改革と、来る憲法改正を問う国民投票を高く評価した。

両者はさらに、今年9月にカザフスタンの首都ヌルスルタンで開催予定の第7回世界伝統宗教指導者会議の議題について議論した。教皇フランシスコは、カザフスタンの宗教間合意や宗教間対話の促進に関する取り組みを賞賛した。

KAZINFORM

ティレウベルディ外相は、教皇フランシスコがカザフスタンを公式訪問し、第7回世界伝統宗教指導者会議に参加する歴史的な決定について、これはカザフスタンと中央アジアのカトリック教徒の間で非常に期待されていることだと語った。

バチカン訪問の一環として、ティレウベルディ外相は、国務長官のピエトロ・パロリン枢機卿および宗教間対話評議会議長のミゲル・アユソ・ギショット司教とも個別に会談を持った。

両者は、調和と相互尊重の精神に基づき、カザフスタンとローマ教皇庁の間の協力関係をさらに発展させることに焦点を当てた。国務大臣を代表して、ティレウベルディ外相は、宗教間対話の発展と世界伝統宗教指導者会議の理念の普及に貢献したギクソット司教にドスティック勲章(勲2等)を授与した。(原文へ

KAZINFORM
KAZINFORM
KAZINFORM
KAZINFORM
KAZINFORM

翻訳:INPS Japan

関連記事:

フランシスコ教皇、カザフスタン訪問を決定

第6回世界伝統宗教指導者会議:「多様性の中の調和」を謳う

|バチカン会議|世界の諸宗教にSDGsへの協力求める

|創立100周年|カズインフォルムは歴史の証人

最新情報

中央アジア地域会議(カザフスタン)

アジア太平洋女性連盟(FAWA)日本大会

2026年NPT運用検討会議第1回準備委員会 

「G7広島サミットにおける安全保障と持続可能性の推進」国際会議

パートナー

client-image
client-image
IDN Logo
client-image
client-image
client-image
Toda Peace Institute
IPS Logo
Kazinform

書籍紹介

client-image
client-image
seijikanojoken