【アブダビWAM】
アラブ首長国連邦(UAE)のマスダール科学技術大学院大学(MIST)は、日本の大手5社が、昨年に引き続き8週間にわたる日本での夏季実務研修をUAEの学生に提供する予定であると発表した。
実務研修プログラムは、日本国際協力センター(JICE)が、経済産業省(METI)の後援を得て実施している。
山野幸子JICE理事長は、「今年で2年目となる、日本企業5社で実施される実務研修は、学生の皆様にとって各々の研究分野における最新の技術を習得する良い機会となるでしょう。研修に先立って実施される語学研修やビジネスエチケット講習、文化学習フィールドトリップ等が、受入企業関係者との交流を一層深めるうえでお役にたつことを期待しております。皆様を心から歓迎するとともに、8週間にわたる日本滞在期間を通じて、皆様が充実した学習経験を得られることを希望しております。」と語った。
フレッド・モアヴェンザデMIST学長は、「研修生たちは、文字通り知識移転の受け皿として、日本の大手企業において各々の研究分野における最新の技術を学習します。MISTは今後もUAE政府の支援を得ながら、引き続きJICEの研修プログラムを通じた学生向け海外研修の機会を拡充していく予定です。生徒たちが日本滞在中に新たな洞察を得て、祖国の経済成長に貢献するクリーン・テクノロジー関連の専門技術を持ち帰ることを期待しています。」と語った。(原文へ)
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