【ドバイWAM】
中東・北アフリカ(NENA)地域で最大規模の観光・ホテル業界向け製品の展示イベント『ホテルショー』が5月15日から17日迄、アラブ首長国連邦(UAE)ドバイ市の国際会議展示センターで開催される。13回目となる今回のホテルショーには13のパビリオンが設けられ45か国以上から420名の製造メーカーとコンサルタントが参加する予定である。
多くの製造メーカーにとって、本国の観光・ホテル市場が軒並み伸び悩みを示す中、成長著しい中東・北アフリカ市場は、絶好のビジネス機会を提供している。今年2月に発行された「STR グローバル・コンストラクション・パイプライン報告書2012」によると、中東地域では今年度末までに498棟を超えるホテル(134,893室)の建設が予定されており、ホテル業界向け製品のメーカーにとって市場として魅力的な先行きを示している。
ホテルショーは、観光・ホテル業界関連の全てのセクターに関する新製品やサービスの商談を取りまとめられる強力なプラットフォームとして、中国、イタリア、フランス、ドイツ、英国、ベトナム、米国等世界各国のメーカーから絶大な支持を得ており、今年は、93カ国以上から15,000人の業界関係者がこの3日間のイベントに参加するためドバイを訪れる予定である。
会場に設けられる13の国際パビリオンでは参加国別に専門メーカーの特設展示ブースがオープンする予定である。今年のイベントには、イタリアから56社、ドイツから25社、中国・香港・台湾から40社等、多くの国が過去最大規模の代表団を派遣予定である。(原文へ)
翻訳=IPS Japan戸田千鶴