SDGsGoal13(気候変動に具体的な対策を)地球を救うために、私たちは牛と車とどちらを残すべきか

地球を救うために、私たちは牛と車とどちらを残すべきか

【ブラワヨIDN=ブサニ・バファナ】

膨大な温室効果ガス(牛のゲップ由来のメタンガス)を排出するとして、先進国では畜肉に代わる植物由来の代替肉の使用を推奨する動きや、なかには極論として「地球を救うには、牛と車とどちらをキープするか?」という議論さえされるようになっている。先進国の工業的牧畜業の弊害に対処する必要性は強く支持しつつも、畜産そのものを一括して「悪」とする風潮に警鐘を鳴らした報告書「 Are livestock always bad for the planet(家畜は常に地球にとって悪しきものなのか?) 」の著者とのインタビュー記事。COP26直前に報告書を発表した著者は、先進国視点に偏った「畜産をひとまとめにして悪とする論議」には、他の穀物生産が不可能で牧畜が地域住民にとって唯一の収入・栄養源となっている地域が世界各地に存在することや、生物多様性の保護、山火事の低減につながっている側面などが無視されている、と指摘している。(原文へ

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