SDGsGoal3(全ての人に健康と福祉を)喫煙者は減少傾向にあるもののなお数百万人の命が脅かされている

喫煙者は減少傾向にあるもののなお数百万人の命が脅かされている

【ジュネーブIDN=ジャムシェド・バルーア】

11/16に発表された「タバコによる世界的大流行に関するWHO報告書2021年度版」の概要を解説した記事。4回目となる今回の報告書によると146ヶ国で少なくとも1つの効果的なたばこ需要削減策が実施されており150ヶ国でたばこ使用の減少が確認された。WHOテドロスのテドロス事務局長は、世界の喫煙者数は減少傾向(2015年の13.2億人→2020年の13億人→2025年には12.7億人になると推定)にあると指摘した一方で、こうした成果も、コロナ禍の状況を巧みに利用したたばこ産業の販売攻勢の前に「依然として脆弱なものだ」と語った。WHOによると、たばこ喫煙による年間死者数820万人のうち、喫煙が直接的な原因で亡くなった数は800万人、一方、受動喫煙による死者数は120万人にのぼっている。(原文へ)

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