【ルンドIDN=ジョナサン・パワー】
メディアを含む世界の関心は、先の見えない恐怖から新型コロナウィルス感染症(COVID-19:死者43.6万人)に集中しているが、被害規模ではこのウィルスを上回る死因の種類と、財源を含む具体的な対処方法を議論したジョナサン・パワー(INPSコラムニスト)の視点。昨年の死因でみると、マラリア(41.6万人)、エイズ(77万人)、交通事故(135万人)、飲酒(8百万人)。パワー氏は、COVID-19が制御不能になりつつあるインドやブラジルを除けば、こうした死因に対しても、法改正や軍事費等の支出を見直すことで、COVID-19同様の真剣な対策を図るべきだと提案している。(原文へ)
INPS Japan
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