【ルンドIDN=ジョナサン・パワー】
独裁的な体制を敷くルカシェンコ大統領の6選に抗議する大規模な平和的デモ行進がベラルーシ各地に広がっている情勢を分析したジョナサン・パワー(INPSコラムニスト)による視点。投降したナチスドイツの将校の尋問にあたったバジル・リデル=ハートへの自身の取材経験やマハトマ・ガンジー、マーチン・ルーサー・キング・ジュニア牧師が率いた非暴力・不服従運動の系譜を引用しながら、今日ベラルーシで広がっている変化を求める民衆の波も、もし非暴力運動を貫徹できれば、独裁政権の退陣を導けると予測している。著者はまた、同様の新たな兆しを、ロシアのハバロフスクで起こっている大規模平和デモにも見出している。(原文へ)
INPS Japan
関連記事:
|視点|「人種差別・経済的搾取・戦争」という害悪根絶を訴えたキング牧師の呼びかけを実行に移すとき(アリス・スレイター「核時代平和財団」ニューヨーク事務所長)