【ニューヨークATN=アハメド・ファティ】

率直に言えば、私はサウジアラビアとアラブ首長国連邦(UAE)が、ハマスの武装解除と完全な民政回復が実現するまで、ガザ再建への資金拠出を凍結するという決定を全面的に支持する。これは残酷な行為ではない。むしろ、この二十年以上にわたって繰り返されてきた破壊と再建の終わりなき循環を断ち切るための、現実的で必要な措置である。犠牲を払ってきたのは、いつの時代もパレスチナの人々だ。
ハマスはもはや純粋な「地元の運動」ではない。いまやイランが資金提供者、訓練者、武器供給者として関与する複雑な地域ネットワークの一部となっている。その現実のもとでは、「抵抗」を名乗るいかなる武装組織も、真の進歩と発展への脅威である。なぜなら、戦争と和平の決定がパレスチナ人の福祉ではなく、外国の思惑に従って行われるようになるからだ。この構図のなかでガザは、自らの国民のための国家的事業ではなく、代理戦争の戦場と化している。
同じことはレバノンのヒズボラにも当てはまる。いまなお「抵抗」と呼ばれているが、すでに国家的な目的を失い、イランの手先となって久しい。彼らは終わりなき紛争の論理を維持し、人々の苦しみの上に成り立つ存在となっている。悲劇を影響力に変える術を心得た彼らは、資金と政治的な後ろ盾がある限り、誰の戦争でも請け負う傭兵のように振る舞う。そして、パレスチナ人、レバノン人、シリア人―埋葬し、ゼロからやり直すのはいつも彼ら民衆である。
私はガザの人々への支援に反対しているわけではない。むしろその逆だ。しかし、援助には明確な条件が伴うべきだ。すべての武装勢力を解体し、統治と軍事活動を切り離し、説明責任を確立し、再建が次の無謀な行為で再び破壊されないよう長期的な計画を策定すること。そうでなければ、再建は開いた傷口に貼る絆創膏にすぎない―国際社会の自己満足にはなるが、真の癒しにはならない。
ガザにいま必要なのは、コンクリートやスローガンの再生産ではなく、それを「守る」と称して利用する者たちからの保護である。(原文へ)
INPS Japan/ATN
Original URL: https://www.amerinews.tv/posts/saudi-arabia-and-uae-draw-the-line-no-gaza-reconstruction-until-hamas-disarms
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