【ジュネーブIDN=ジャムシェド・バルアー】
世界各国の議会・政府で女性が占める割合をモニタリングしている列国議会同盟(IPU)が国際デーを前に発表した最新報告書「Women in Parliament」によると、議会に占める女性の割合は歴代最高の平均25・5%(前年比0.6増)を記録したが、このままのペースでは世界の議会で男女平等が実現するまでなお50年かかると警鐘を鳴らしている。上位3カ国は、大虐殺を経験し社会と法制度の再構築に取り組んできたルワンダ(61・3%)を筆頭に、キューバ(53・5%)、アラブ首長国連邦(50・0%)が占め、既に男女平等を達成している。ちなみに日本は9.9%で主要先進7カ国中最下位(166位)だった。(原文へ)
INPS Japan
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