【シドニーIDN=カリンガ・セレヴィラトネ】
パンデミックが続く中、西側メディアに広がる「中国恐怖症」に焦点をあてた、カリンガ・セネヴィラトネINPS東南アジア総局長の記事。オーストラリアで放送された60分の報道番組は、早期における実際のWHOと中国当局による(新型コロナウィルス)対応内容を無視した陰謀説をもとにしたもので、大量破壊兵器の保有を巡って西側諸国が軍事侵攻にまで踏み込んだ2003年のイラク疑惑(実際には大量破壊兵器を保有していなかったことが明らかになっている)を彷彿とさせるものだった。事実と冷静さを失った恐怖と不信をかきたてる報道がメディアの間で「(別の意味の)感染症」のように広がりつつある問題に警鐘を鳴らしている。(原文へ)
INPS Japan
関連記事:
|視点|新型コロナウィルス騒動に関連して、飽くなき中国叩きが再浮上する(パリサ・コホナ前国連スリランカ政府代表部大使、元外務大臣)