INPS Japan/ IPS UN Bureau Report|南アフリカ|重くのしかかる失業問題

|南アフリカ|重くのしかかる失業問題

【ヨハネスブルクIPS=モイガ・ヌドゥル】

アパルトヘイト(人種隔離政策)が廃止されて10年以上が経過したが、南アフリカの成し遂げたこの政治的偉業は今でも賞賛の的となっている。しかし、経済方面に目を移すと、国内の失業問題は大きな不安要素となっている。

南アフリカの失業率は公式発表では26.2%(労働組合のリーダー達によれば40%超)。「我々は経済成長すれども職は増えないという問題を抱えている。この問題はきちんと議論されるべきだ。」と、南アフリカキリスト教協議会(Economic Justice Network of the Fellowship of Christian Councils in Southern Africa)のマルコム・ダモンは言う。2004年の南アフリカの経済成長率は2000年以来最高の3.7%であった。

翻訳/サマリー=IPS Japan浅霧勝浩

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