【ニューヨークIDN=タリフ・ディーン】
国連の食糧援助機関(FAOとWFP)が発表した世界の飢餓状況は国連をして「ホラー映画を見ているような状況だ」を言わしめた衝撃的な内容だった。極端な不平等、紛争・内戦、援助資金不足、気候変動等の影響により2020年に飢餓に直面した人口は、前年から1.6億人増えて7.2~8.1億人にのぼり、2021年は新型コロナ(それに続くデルタ株の蔓延)のパンデミックの影響で一層悪化している。なかでも気候変動の影響は確実に迫ってきており、国連の報告によると、マダガスカルは、極端な気候が原因で飢餓状態に陥った最初の国となった(同国南部では続く旱魃で食料が枯渇し、生き残った人々はイナゴやサボテンの葉、泥まですする事態に追い込まれている。)(原文へ)FBポスト
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