INPS Japan/ IPS UN Bureau Report|ネパール|健康|女性ボランティアが活躍する

|ネパール|健康|女性ボランティアが活躍する

【カトマンズIPS=マーティ・ローガン】

ショバ・バラルは手際よく小さな男の子の頭を後ろに傾け、もう一方の手で涙の形をした赤のカプセルから数滴を搾り出し男の子があんぐりと開けた口の中に落とした。そして同僚のイシュウォリ・バラルは、噛むことが出来る錠剤を口の中に入れた。

この2人のサリを身に纏った女性たちは、こうして一人の子供が生き残るチャンスを引き上げたのだった。ネパールでは子供人口の半数以上が栄養失調に苦しんでおり年間約75,000人が死亡している。さらに9年間に及ぶネパール政府と毛沢東派ゲリラの抗争は約11,000人の犠牲者を出し、依然として頻発する爆弾攻撃、道路封鎖は、子供たちの保健所へのアクセスを困難にしている。こうした中で、バラル達ほか約48,000人の女性コミュニティーヘルスボランティア(FCHV)の活動は、子供たちの将来に一条の光をもたらしている。(原文へ

翻訳/サマリー=IPS Japan浅霧勝浩

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