【ドバイWAM】
2013年「国際人道デー in ドバイ」キャンペーンが、人道支援に対する幅広い支援を獲得して盛り上がりを見せるなか閉幕した。今年の問いかけ「世界が最も必要としているのは…。」に対しては、UAE全土からソーシャルメディアを通じて数万人が各々が選んだ言葉を回答した。その結果UAEで最も人気を博した言葉は「平和」であった。
「言葉を現実のものにする」をコンセプトとするこの世界共通キャンペーンは、毎年国連人道問題調整事務所(OCHA)の主導で、8月19日の「国際人道デー」記念行事を皮切りに世界各地で1カ月に亘って展開されている。UAEでは、今年はドバイ人道シティ(IHC:世界最大の人道支援拠点)が国内キャンペーンを主導した。
世界全体ではキャンペーン期間中に150万人を超える人々が今年の問いかけに回答し、最も人気を博した言葉は「教育」であった。
IHCは、8月19日、国連及び民間企業のパートナーとの共催で、「国際人道デー」記念イベントをドバイモールで開催した。会場では1カ月に亘ったキャンペーン期間中、ソーシャルネットワークのインタラクティブ画面に「国際人道デー2013」キャンペーンのテーマと問いかけが映し出された。キャンペーン期間中の来場者は昨年の実績を上回る43か国11,000人で、そのうち初日の記念イベントへの訪問者数は5000人以上であった。
また、UAE全土からソーシャルネットワークを通じて32,000人(国籍は102ヵ国)が問いかけに対する言葉を選んでエントリーした。また、地元の「ドバイメディア」が、自社のネットワーク・テレビCMを通じて、キャンペーンを支援した。
閉幕に当たりIHCは、今年のキャンペーンと、ますます重要な役割を果たしつつあるUAEの人道支援活動をサポートしてきたEtisalat、ドバイメディア、2020年ドバイ万博招致事務局、Watani、エマール・プロパティーズ、ドバイモールを含む全ての支援団体・個人に感謝の意を表明した。(原文へ)
翻訳=IPS Japan
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