【国連ニュース/INPSJ】
広島出身の大学生、庭田杏樹さんは、人工知能(AI)技術を使って広島の被爆者のモノクロ写真をカラー化する「記憶の解凍(Rebooting Memories)」プロジェクトに取り組んでいる。
多くの被爆者は、人類が二度と同じ過ちを繰り返してはならないと願い、憎しみや悲しみを乗り越えてきた。
庭田さんは、被爆者との対話、過去の記録資料の調査、AI技術の活用などを通して、モノクロームの写真を丁寧に蘇らせ、核兵器のない平和な世界への希望を広めている。
アントニオ・グテーレス国連事務総長は、新たな軍拡競争が加速し、世界の指導者たちは数千億ドルを投じて核備蓄を強化し、現在、世界中の兵器庫に13000発近い核兵器が保有されていると警告した。
「核兵器は愚かなものです。1945年から3四半世紀が経った今、この空に膨れ上がったきのこ雲から私たちは何を学んできたのか、問わなければなりません。」と、グテーレス事務総長は、被爆者、若き平和活動家、岸田文雄首相、地元関係者ら多数が参加した広島平和記念公園での厳粛な催しで、そう訴えた。(原文へ)
INPS Japan
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