【アスタナINPS Japan/ KazISS】
ダウレン・アベヌリ・アベン氏が、カザフスタン共和国大統領直属カザフスタン戦略研究所(KazISS)の副所長に任命された。新職務では、アベン氏が、グローバル動向、外交、国際安全保障に関する同研究所の分析業務の統括を担う。
アベン氏は1997年にカイナル大学を国際関係専攻で卒業し、1999年には同大学で修士課程を修了した。2003年には米国モントレーにあるミドルベリー国際大学院(Middlebury Institute of International Studies at Monterey)で国際政策研究の修士号を取得。2011年にはアル=ファラビ・カザフ国立大学で博士課程を修了している。
これまでに、中央アジア・プロジェクト研究グループのプロジェクト・マネジャー(1997~2001年)、ジェームズ・マーティン不拡散研究センター地域事務所(アルマトイ)のプログラム・コーディネーター兼事務局長(2003~2009年)、アル=ファラビ・カザフ国立大学の認証・ランキング部門長(2008~2010年)、そして KazISS 外交・国際安全保障部の上級研究員および部長代行(2011~2014年)など、多くの要職を務めてきた。
また、ヌルスルタン(現アスタナ)のナザルバエフ大学教育大学院で上級マネジャー兼研究員、ホジャ・アフメト・ヤサウィ国際カザフ=トルコ大学ユーラシア研究所で上級研究員を歴任。2023年2月からは KazISS の国際安全保障部長を務めてきた。
アベン氏の研究分野には、核不拡散、核セキュリティ、輸出管理に加え、中央アジアおよびコーカサス地域の安全保障と協力の様々な側面が含まれる。これらのテーマについて、多くの学術論文を発表している。
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INPS Japan
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