【コルカタIDN=アミタバ・チョウドリ】
毎年約400万人が感染し児童を中心に約13万人の命を奪ってきたコレラ(ビル・ゲイツは「世界最長のパンデミック」と呼んでいる)は、開発途上国の難民キャンプやスラムなど人口が密集した衛生環境が劣悪で清潔な水や医療へのアクセスが困難な場所で流行する。先進国の大手企業が供給してきた従来の高価なワクチンに代わって、安価な経口コレラワクチン開発・普及に尽力し、ロヒンギャ難民キャンプでのアウトブレイク防止に貢献したパングラデシュ人科学者フィルドウジ・カドリ博士に焦点を当てた記事。彼女は今年、「アジアのノーベル賞」といわれるマグサイサイ賞を受賞した。(原文へ)
INPS Japan
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