【ヌルスルタンINPS Japan/Astana Times】
9月14日から15日にかけて開催される第7回世界伝統宗教指導者会議では、20年の歴史の中で初めて女性の社会的地位に関する特別セッションが開かれると、同会議のプレスサービスが9月8日に報じた。
この会議では、ポスト・パンデミック期における人類の精神的・社会的発展について、世界宗教・伝統宗教の指導者が果たす役割に焦点が当てられる。
このセッションでは、現代社会の持続可能な発展に対する女性の貢献に焦点を当てる。また、女性の社会的地位の向上を図るうえで宗教団体が果たす役割についても議論することになっている。
この会議の講演者には、アラブ諸国連盟のハイファ・アブ・ガザル社会問題担当事務次長、コプト正教会のロサンゼルス兼ハワイ司教、イスラム歴史研究センターのマフムード・エロル・キリッチ所長、アフラ・モハメド・アル・サブリUAE寛容・共存省事務局長、ヌリディン・ホリクナザロフ ウズベキスタン・イスラム教徒精神委員会会長、イシス・マリア・ボルゲス・デ・レセンデUniãoPlanetária会長、ジョナサン・エイトケン クリスチャン連帯ワールドワイド会長など、著名な宗教者や公人が含まれている。
パンデミック後の人類の精神的・社会的発展における世界宗教・伝統宗教の指導者の役割に焦点を当てたこの会議には、50カ国から100人以上の代表団が集まる予定だ。その中には、イスラム教、キリスト教、ユダヤ教、神道、仏教、ゾロアスター教、ヒンズー教などの代表者が含まれ、カトリック教会のトップであるローマ法王フランシスコ、アルアズハルの大導師アハメド・モハメド・エルタイブ、エルサレム総主教テオフィロス3世も含まれている。
教皇フランシスコは、今回のカザフスタン訪問の一環として、9月14日に万博記念広場で、ローマカトリック教徒と他の宗教・宗派の代表者のための野外ミサを行う予定だ。(原文へ)
INPS Japan
この記事は、Astana Timesに初出掲載されたものです。
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