【アブダビWAM】
国家統計局(NBS)によるとアラブ首長国連邦(UAE)の観光セクターは世界的な金融危機後の3年間で8%成長した。
NBSは「世界観光の日」にあたる9月27日、UAE観光業の成長率はこの1年で2.9%と引き続き順調な伸びを示しており、UAE全体のホテル数も575件(その内69%に当たる399件がドバイに立地)に増加した、と発表した。
アブダビのホテル数はドバイに次ぐ2位で81件(14%)、3位はシャルジャの46件(8%)であった。そして残りの4首長国(アジュマーン、ウンム・アル=カイワイン、フジャイラ、ラアス・アル=ハイマ)のホテル総数が残りの9%を占めている。
またUAE観光産業が提供したホテル客室数は8.2%伸び、2012年を通じて総計88116室に達した。またUAEを訪問した観光客数は2011年の間に19.3%伸び、2012年には1310万人に達した。
観光客の内訳をみると、全体の16%がUAE国籍、13%が湾岸協力会議加盟国(UAE・
バーレーン・クウェート・オマーン・カタール・サウジアラビア)からの訪問者、7%がその他のアラブ諸国からの訪問者であった。また、欧州からの訪問者が33%を占め、残りの31%がその他の国々からの訪問者であった。(原文へ)
翻訳=IPS Japan
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