【ドバイWAM】
アラブ首長国連邦(UAE)の副大統領でドバイ首長のムハンマド・ビン・ラーシド・アール・マクトゥーム殿下は、ドバイ各地の刑務所から554人の囚人(内、93人がUAE国籍)を釈放するよう命じた。
この情け深い措置は、慈悲と赦しの月であるラマダン(今年は7月20日~)の到来に合わせて実施されたものである。
ドバイ首長国のイサム・イーサ・アル・フマイダン司法長官は、「恩赦は、ムハンマド首長が、釈放された囚人たちに、今一度社会生活に復帰する機会を与えることで、過去の過ちを正し、社会の高潔な一員として家族やコミュニティーに善意を尽くす新たな人生を歩んでもらいたいとの気持ちを反映したものです。」と語った。
「この寛大な措置は、囚人たちにとって、まともな人生を再出発させるまたとない機会であり、まさに聖なるラマダン月を迎えて、彼らの家族にも幸せをもたらすものとなるでしょう。」とフマイダン長官は付加えた。
ドバイ検察庁は、既にムハンマド首長の布告を実施に移す準備に着手している。(原文へ)
翻訳=IPS Japan戸田千鶴
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