【アブダビWAM】
アラブ首長国連邦(UAE)のザイード・ギビング・イニシアチブが派遣したボランティア「大使ら」が、ヨルダンの難民キャンプに身を寄せているシリア難民たちとともに、イド・アル=フィトル(ラマダンの終了を祝うイスラム教の祝日)を祝った。
ボランティア「大使ら」は、内戦悪化で家を後にした子供たちのためにイド・アル=フィトルならではのイベントを催し、子どもたちの笑顔を誘った。
このイニシャチブは、2009年にシェイカ・ファティマ(アラブ女性連合会と家族開発財団)会長の後援を得て開始された「百万人ボランティアキャンペーン(One Million Volunteers Campaign)」の監修のもとに実施されたものである。
また一連の祝祭行事は、アラブ女性連合会、在ヨルダンUAE大使館、UAE赤新月社、並びにヨルダン側関係団体の共催で開催された。
ボランティア「大使ら」は、各地の難民キャンプを訪れ、祝いの言葉とともに子供たちに贈り物をプレゼントして廻った。
アラブ女性連合会のノーラ・アル・スワイディ事務総長は、「私たちの大使であるボランティアらはイド・アル=フィトルを祝う数多くの行事を実施することで、人道に基づく慈善活動の良いモデルとなっている。」と語った。(原文へ)
翻訳=IPS Japan
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