【国連IDN=タリフ・ディーン】
イスラエルーパレスチナ2国家構想を巡る政府間の交渉は暗礁に乗り上げているが、双方の専門家が過去2年に亘る協議を経て作成した「聖なる地連合(Holy Land Confederation)」構想がまとまり、先週グテーレス国連事務総長と米政府高官に手渡された。これは、2003年のジュネーブ合意を基礎としており、イスラエルとパレスチナ政府は、双方の国民を自国の領土から排除するのではなく希望者には永住権を付与するのが特徴。また、安全保障、インフラ等、両国の国民に影響を及ぼす重大な問題については、両国政府が高いレベルで共同して対処することを謳っている。今後、イスラエル政府、パレスチナ自治政府、国連安保理等で議論されていく見込みだ。(原文へ)FBポスト
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