【ニューヨークIDN=ステファニー・フィリオン】
再選を目指すグテーレス氏の対抗馬として女性有力候補をたて、前回史上初めて実現した国連事務総長選出プロセスの透明性と公開性を確保しようと取り組んでいる草の根キャンペーンに焦点を当てた記事。5年前の事務総長選挙では、従来密室(=国連安保理5カ国)で決められてきた慣行への非難が高まった結果、国連総会決議69/321に基づいて国連総会の関与を深め、すべての候補者たちを国連総会に招いて、加盟国および市民社会との「非公式対話」が行われるなど、史上初めて選挙プロセスが公開議論された。しかし、今回は、安保理の支持を得ているとされるグテーレス氏の再選が確実視される中、再び5大国間の利害調整で事務総長が決められる旧来の慣行に戻るのではないかという懸念が広がっている。(原文へ) FBポスト
INPS Japan
関連記事: