IPS Japanの浅霧勝浩マルチメディアディレクターは、第3回国連防災世界会議(WCDRR)を取材するため来日中のラメシュ・ジャウラIPS欧州局長と共に仙台を訪問。世界会議期間中に国連事務総長特別代表(防災担当)で国連防災戦略事務局(UNISDR)長のマルガレータ・ワルストロム氏をはじめ主な参加者とのインタビューを行った。
ワルストロム氏は、仙台枠組みは「災害リスクと人命・暮らし・健康の損失の実質的な減少につながるような行動のための目標と優先行動を示したものだが、持続可能な開発における新たな時代を開くものとなるだろう。」と指摘したうえで、その実行には「強力なコミットメントと政治的なリーダーシップが必要であり、持続可能な開発目標(今年9月の国連総会で採択予定のポスト2015年開発アジェンダ)と気候変動に関する今後の合意(今年12月のパリ気候変動会議)を達成するうえで肝要なものである。」と警告した。
“Key to Preventing Disasters Lies in Understanding Them” Interview with Margareta Wahlstrom, Special Representative to the UNSG for DRR final by Ramesh Jaura, Editor-in-Chief of Inter Press Service. Filmed by Katsuhiro Asagiri, President of IPS Japan.
翻訳=INPS Japan
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