【ニューヨークIDN=リサ・ヴィヴェス】
9月5日のクーデターで大統領が拘束されたギニア情勢を分析した記事。政府による弾圧、亡命、投獄などを経験してきたアルファ・コンデ大統領(83歳)は「ギニアのマンデラ」を自称してきたが、自身が政権を獲得すると、憲法を書き換えて自らの3選を可能にし、反対派の大量投獄、審理前の謎の死亡など前任者同様の独裁的傾向を強めていた。ギニアは、鉄鉱石、金、ボーキサイト等天然資源が豊富な一方で、国民の半数以上が貧困線以下の生活を送り、約2割が極貧状態にある。特に飢餓は深刻で230万人の子供が栄養失調、25.9%の国民が慢性的な栄養失調に喘いでいる。クーデターは非難されるべきだが、民主的に選ばれた大統領が必ずしもより良い統治をするとは限らない。(原文へ)FBポスト
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