【ニューヨークIDN=リサ・ヴィヴェス】
ブルキナファソで1/23に発生したクーデターは、アフリカ大陸で、軍が民主的な選挙で選ばれた政権を打倒した5件目(①2020年8月のマリ、②2021年8月のチャド、③2021年9月のギニア、④2021年10月のスーダン)の事例となった。こうした背景には、中東で勢力を弱めたISIS等のイスラム過激派やカダフィ政権の崩壊で大量に流出した武器が西アフリカ・サヘル地域(マリ、ブルキナファソ、ニジェール、チャド、ナイジェリア)に大量に流入し、襲撃を繰り返すイスラム過激派による治安危機が、クーデター発生の要因ともなっている。(原文へ)
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