【パリIDN=ジャヤ・ラマチャンドラン】
SDGsと第4次産業革命に主眼を置いた最新のユネスコサイエンスレポート(4月に全編が公開予定)に収録されてる科学分野における男女差の現状(工学・科学系の学位取得者に占める女性の割合:世界平均33%)を解説した記事。科学分野の男女平等については、一部の富裕国が開発途上国より大きく後れを取っている(フランスとドイツが28%、韓国20%、日本がOECDで最悪の17%)一方、男女平等をほぼ達成している国々の特徴として、一部のアラブ諸国で女性研究者が急増傾向にあること(クウェート53%、アルジェリア47%、エジプト46%)、男女平等を重視した旧ソ連のレガシーがある国々で常に比率が高いこと(カザフスタン53%、アゼルバイジャン59%、キューバ49%)を指摘している。(原文へ)
INPS Japan
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