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ニュース|UAE|真の慈善事業は、民族や宗教の違いに左右されない

|UAE|真の慈善事業は、民族や宗教の違いに左右されない

【アブダビWAM】

慈善事業は特定の人種や宗教のみを対象にするものであってはならない。もしある人が自分よりも不幸な人や緊急に支援が必要な人に施しをすることが出来る立場にあるとしたら、支援の対象が特定のタイプの人に限定されるべきではない、とアラブ首長国連邦(UAE)の日刊紙が報じた。

英字日刊紙「ガルフニュース」紙は、10月2日付の論説の中で、慈善行為はそれを必要とする人々のニーズに応じて全ての人々に開かれたものであるべき。」と報じた。

 アブダビ首長国のムハンマド・ビン・ザイード・アール・ナヒヤーン皇太子殿下は、マイクロソフト社の創業者で著名な慈善家であるビル・ゲイツ氏を迎えて開催された評議会で、自身の経験を交えて、境界や制限を乗り越えて施しをする必要性について語った。同殿下は、「20年前にタンザニアを訪問した際、多くの人々が飢饉で亡くなっていくのを目の当たりにしました。しかし犠牲者らがイスラム教徒ではなかったので、なんら手を差し伸べることをしませんでした。帰国してこの経験を父ザイード・ビン・スルタン・アルナヒヤン首長(故人)に話したところ、彼は『我々を創造したもうた神が彼らも創造したのですよ。』と私を諭したのです。」と語った。

 それ以来、ビン・ザイード・アール・ナヒヤーン殿下は、どのような慈善事業でも必ずそれがもたらす全体的な人道上のインパクを最も重視するようになった。同殿下は、「真の慈善家になるには、限界を克服し、支援のレパートリーから民族、人種、宗教に関わる制限を取り払わなければなりません。」と語った。

ゲイツ氏は、慈善事業を管理運営するにあたっては、本当に支援を必要としている人々に援助の手が届くよう、細心の注意を払う必要がある、と指摘した。ゲーツ氏は、支援を受けた人々が健康で地域社会で成功を収められるよう励ます観点から、慈善事業の対象とする分野として、食料、ワクチン、薬、教育関連のプロジェクトを重視していると語った。(原文へ

翻訳=IPS Japan 

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