INPS Japan/ IPS UN Bureau Report|エジプト|旅行者がエジプト経済の生命線を維持している

|エジプト|旅行者がエジプト経済の生命線を維持している

【カイロIPS=アダム・モロー

4月7日にカイロ市内の歴史地区アル・アザールで外国人を標的としたテロ事件(3人が死亡)が勃発し、ホテル、旅行代理店関係者は1997年の「ルクソールの悪夢」(日本人を含む58人の外国人観光客が殺されエジプト観光産業が壊滅的なダメージを受けた:IPSJ)の再来を心配したが、今回はテロ組織との関連がない個人による偶発的な事件として処理されたことで大事には至らなかった。

エジプトは、混迷を深める中東情勢をよそに2004年には史上最多の810万人(前年比34%増)の観光客が訪れるなど、未曾有の観光ブームに沸きかえっている。しかし、もし今回のようなテロ事件が組織との関与のもと、あるいは連続して起きるようなことがあれば、エジプト経済は瞬時にして致命的な打撃を蒙ることとなる。

翻訳/サマリー=IPS Japan浅霧勝浩

最新情報

中央アジア地域会議(カザフスタン)

アジア太平洋女性連盟(FAWA)日本大会

2026年NPT運用検討会議第1回準備委員会 

「G7広島サミットにおける安全保障と持続可能性の推進」国際会議

パートナー

client-image
client-image
IDN Logo
client-image
client-image
client-image
Toda Peace Institute
IPS Logo
Kazinform

書籍紹介

client-image
client-image
seijikanojoken