ポーラ・グリーンは、米国に在住。Karuna Center for Peacebuilding(カルナ平和構築センター)の創設者であり、School for International Training(スクール・フォー・インターナショナル・トレーニング大学院)の名誉教授である。現在、保守派と革新派の対話を促す米国のプロジェクトHands Across the Hills(ハンズ・アクロス・ザ・ヒルズ)を率いている。また、世界各地で、紛争下にあるコミュニティーへの取り組みを行ってきた。https://www.paulagreen.net/
ハルバート・ウルフは、国際関係学教授でボン国際軍民転換センター(BICC)元所長。現在は、BICCのシニアフェロー、ドイツのデュースブルグ・エッセン大学の開発平和研究所(INEF:Institut für Entwicklung und Frieden)非常勤上級研究員、ニュージーランドのオタゴ大学・国立平和紛争研究所(NCPACS)研究員を兼務している。
リサ・シャークは、戸田記念国際平和研究所の上級研究員、米国の非営利団体Alliance for Peacebuilding(平和構築のための同盟)の上級研究員、およびジョージ・メイソン大学 紛争分析解決学部の客員研究員を務めている。これまでに10の書籍と、数多くの査読付き論文や学術誌掲載論文を執筆した。国家と社会の関係や社会的結束を向上させる、テクノロジーを活用した対話や調整を模索するこれまでの研究成果を生かし、2018年には編著“The Ecology of Violent Extremism(暴力的過激主義の生態学)”を出版した。
General Roger Brady, USAFE Commander, is shown B61 nuclear weapon disarming procedures on a “dummy” (inert training version) in an underground Weapons Security and Storage System (WS3) vault at Volkel Air Base, The Netherlands, on June 11, 2008./ By Unknown, merely noted as US Air Force, Public Domain
1973年、核ミサイルサイロの制御訓練を行っていた米空軍ハロルド・ヘリング少佐は、「受け取ったミサイル発射命令が正気の大統領から出されたものであるかどうか、どうしたら分かるのですか?」と尋ねた。良い質問である。答えを得る代わりにヘリングは除隊させられ、1975年に上告が退けられて、長距離トラックの運転手に転職することになった。ジャーナリストのロン・ローゼンバウムは著書‘How the end begins: the road to a nuclear World War III’ の中で、ヘリングの「禁断の質問」を回想し、このように述べている。