しかし、それに先立ち、新たな開発枠組みに関する議論はすでに各地で始まっている。BRICSやG20、欧州連合(EU)などの多国間協議をはじめ、国連では「未来サミット(Summit of the Future)」、「ドーハ世界社会開発サミット」、『Beyond GDP(GDPを超えて)』報告書などに関連する議論が進められている。また、「ハンブルク・サステナビリティ会議」をはじめとする国際フォーラムでも活発な意見交換が行われている。
Secretary-General António Guterres addresses during the Opening of the 40th session of the Human Rights Council, Palais des Nations. 25 February 2019. UN Photo by Violaine Martin
ガブリエーレ・ケーラー(Gabriele Koehler)氏は、ESCAP(国連アジア太平洋経済社会委員会)、UNCTAD(国連貿易開発会議)、UNDP(国連開発計画)、UNICEF(国連児童基金)などで勤務した元国連職員。現在は国連社会開発研究所(UNRISD)の上級研究員を務めるとともに、「Women Engage for a Common Future」や「Global Social Justice」、「ビジネスと人権条約を求める同盟」など複数のNGO・市民社会ネットワークに参加している。UN80プロセスをはじめとする国連改革を継続的にフォローし、SDGsについては策定以前から研究・執筆・政策提言・講演活動を続けている。
ここ数年、開発資金は減少し、複数の国連機関が財政危機に直面しています。この傾向は今後も続くとみられ、資金や援助をいかに効果的かつ効率的に活用するかが、ますます重要になっています。 こうした状況において、メディアプロジェクト「SDGs for All」は、SDGsをより幅広い視点から捉える機会を提供し、読者が世界の状況をより深く理解する一助となるものです。
このプロジェクトを通じて得た学びを胸に、私たちも2030年まで、最大限の努力を続けてまいります。
AI、核戦争、気候危機、飢餓など、相互に関連しながら人類の未来を脅かす地球規模の課題を報じ、人々の地球市民としての意識を具体的な行動へと結びつける「知のインフラ」としてのジャーナリズムを表現したイメージ。INPS Japanと創価学会インタナショナル(SGI)が推進する共同メディアプロジェクトは、ローマ宣言を継続的な国際協力と市民の行動へと発展させる「ローマ・プロセス」に貢献し得る情報基盤の一例である。イラスト:INPS Japan
サンドラ・ヴァイスは政治学者、元外交官。現在はフリーランス・ジャーナリストとして、『ディー・ツァイト』『ディー・ヴェルト』などドイツの主要紙に中南米情勢を寄稿している。出典: International Politics and Society(ドイツ・フリードリヒ・エーベルト財団〈Friedrich-Ebert-Stiftung〉Global and European Policy Unit発行)掲載記事。
Image: Nuclear warfare is a common theme of World War III scenarios. Such a conflict has been hypothesized to result in human extinction. Source: Wikimedia Commons.
AI、核戦争、気候危機、飢餓など、相互に関連しながら人類の未来を脅かす地球規模の課題を報じ、人々の地球市民としての意識を具体的な行動へと結びつける「知のインフラ」としてのジャーナリズムを表現したイメージ。INPS Japanと創価学会インタナショナル(SGI)が推進する共同メディアプロジェクトは、ローマ宣言を継続的な国際協力と市民の行動へと発展させる「ローマ・プロセス」に貢献し得る情報基盤の一例である。イラスト:INPS Japan
Ricardo Grassi(Left) being interviewed by Katsuiro Asagiri (Right) who collaborated with him when Mr. Grassi organized the 1st Afghan Media Forum in 2007 in Kabul, Afghanistan.
1973年のフアン・ドミンゴ・ペロン。同年、ジャーナリストのリカルド・グラッシ氏は、マドリードのプエルタ・デ・イエロにあったペロンの邸宅で、本人に2度インタビューした。写真:Museo Casa Rosada/Archivo General de la Nación(ウィキメディア・コモンズ経由、パブリックドメイン)
グラッシ氏のモットーであり、現在はAIUNCAも掲げる「混迷を越え、行動を促す」は、互いに関連する二つの危機に応えるものだった。一つは、公共サービスとしてのジャーナリズムの衰退であり、もう一つは、誰を信頼すべきかを個人が判断する確かな手段を持てないまま、果てしないデジタル空間に偽情報が広がり続けていることである。画像:INPS Japan
そのためCitiPlatは、大惨事だけに焦点を当てないことを選んだ。
UN Photo
世界各地では、個人や地域社会が生命を守り、問題を解決し、自らにできることとできないことを現実的に見極めながら行動している。CitiPlatは、そうした何千もの取り組みを報道し、他者の行動を促す教訓として共有することを目指している。(SDGs for Allメディアプロジェクトは世界市民を涵養する観点から同様の取材アプローチを行っている:INPS Japan)