しかし、クーデターによる混乱を収拾するため登場したアナン暫定政権の下で、タイのエイズ対策は大きな転機を迎えることになる。アナン新首相は、「エイズは医療分野に限定される問題ではなく人間の行動そのものに深く関わる問題であり、効果的なエイズ対策を実施するには、人間の行動変容に影響を及ぼすことが出来る全てのセクターが参加しなければならない。」と提唱するメチャイ氏の訴えを全面的に支持し、メチャイ氏を内閣官房(Tourisam, Public Information, Mass Communication担当大臣)に迎え、エイズ対策の責任者に任命した。
1.首相を総責任者とする国家エイズ対策委員会の設立(政府のトップが就任したのはウガンダに次いで世界で2番目)。委員は政府、産業界、NGOの代表から構成され、政府委員には従来エイズ啓蒙対策に反対していたタイ観光局も含めた。NGOには教育界、宗教界からも参画した。また、HIV/AIDS感染者もメンバーに加え、感染者の視点を政策に反映させることとした。同時に、内閣官房にAIDS Policy and Planning Coordination Bureauを新設し、エイズ対策のプログラムの策定、予算(注6)に関する主導権を保健省から内閣官房に移した。
2.教育がエイズ対策(National AIDS Prevention and Control Plan)の骨格を形成し、主に2つの狙いがあった。一つ目は、感染防止教育で、エイズとは何か?感染経路は?もし感染した場合どうするか?の3点を重点項目とした。2つ目は、HIV/AIDS感染者に対する理解と思いやりの心を育む教育で、エイズ感染者はどこにでもいる普通の人々で日常生活を通じて他の人々に感染させる危険性はないこと、そして彼らも他の人々と同様、他人の愛情や関心、そして尊敬を受けるに値する人々であることを教育することを主眼とした(注7)。
9.メチャイ氏はAnand政権に参画と同時に、従来エイズ広報に反対してきたタイ観光局(Tourism Authority of Thailand)の総裁に就任し、抜本的な方向転換を図った。従来の総裁が観光誘致とホテル建設を最優先にしてきたの対して、”Tourism with Dignity”というスローガンを打ち出し、a)観光産業におけるエイズキャンペーンの実施、b)買春ツーリズムの根絶(注8)、c)女性観光客の積極的な誘致、d)観光資源である環境と野生動物の保護。
しかし、クーデターによる混乱を収拾するため登場したアナン暫定政権の下で、タイのエイズ対策は大きな転機を迎えることになる。アナン新首相は、「エイズは医療分野に限定される問題ではなく人間の行動そのものに深く関わる問題であり、効果的なエイズ対策を実施するには、人間の行動変容に影響を及ぼすことが出来る全てのセクターが参加しなければならない。」と提唱するメチャイ氏の訴えを全面的に支持し、メチャイ氏を内閣官房(Tourisam, Public Information, Mass Communication担当大臣)に迎え、エイズ対策の責任者に任命した。
1.首相を総責任者とする国家エイズ対策委員会の設立(政府のトップが就任したのはウガンダに次いで世界で2番目)。委員は政府、産業界、NGOの代表から構成され、政府委員には従来エイズ啓蒙対策に反対していたタイ観光局も含めた。NGOには教育界、宗教界からも参画した。また、HIV/AIDS感染者もメンバーに加え、感染者の視点を政策に反映させることとした。同時に、内閣官房にAIDS Policy and Planning Coordination Bureauを新設し、エイズ対策のプログラムの策定、予算(注6)に関する主導権を保健省から内閣官房に移した。
2.教育がエイズ対策(National AIDS Prevention and Control Plan)の骨格を形成し、主に2つの狙いがあった。一つ目は、感染防止教育で、エイズとは何か?感染経路は?もし感染した場合どうするか?の3点を重点項目とした。2つ目は、HIV/AIDS感染者に対する理解と思いやりの心を育む教育で、エイズ感染者はどこにでもいる普通の人々で日常生活を通じて他の人々に感染させる危険性はないこと、そして彼らも他の人々と同様、他人の愛情や関心、そして尊敬を受けるに値する人々であることを教育することを主眼とした(注7)。
9.メチャイ氏はAnand政権に参画と同時に、従来エイズ広報に反対してきたタイ観光局(Tourism Authority of Thailand)の総裁に就任し、抜本的な方向転換を図った。従来の総裁が観光誘致とホテル建設を最優先にしてきたの対して、”Tourism with Dignity”というスローガンを打ち出し、a)観光産業におけるエイズキャンペーンの実施、b)買春ツーリズムの根絶(注8)、c)女性観光客の積極的な誘致、d)観光資源である環境と野生動物の保護。
The Faith Alliance Against Slavery and Trafficking(FAAST)は、人身売買の問題に対する一般市民の認識を高めるための啓蒙活動と、このテーマを警察当局の訓練プログラムに組み込む活動を展開している。ジャネット・ニッケル代表は、「今では、全ての新人警察官が、人身売買とは何か、そしてこの問題にどのように取り組むかについての訓練を受けているはずです。」と語った。またFAASTも、最近、人身売買の犠牲となった子供たちを対象とするシェルターを開設した。
あれから約40年、ボリウッド(インドの映画業界)のあるコメディー映画が中国に対する21世紀の見方を表している。中国武術の高揚した雰囲気の中における、ドジで俗物的なインドの英雄についてのコメディーである。2009年の映画『チャンドニー・チョウクから中国へ』(From Chandni Chowk to China、CC2Cと略される)は、はじめて中国ロケを行ったボリウッド映画だ。映画は万里の長城の引きの映像から始まり、中国の伝統的な剣術へとズームしていく。最初に、チンギス・ハーンは中国のもっとも成功した兵士として崇められているという説明が入る。
This article was produced as a part of the joint media project between The Non-profit International Press Syndicate Group and Soka Gakkai International in Consultative Status with ECOSOC.