This article was produced as a part of the joint media project between The Non-profit International Press Syndicate Group and Soka Gakkai International in Consultative Status with ECOSOC.
ロシアの組織「コフチェグ」(方舟)は、反戦の立場、ロシアのウクライナへの軍事侵攻への非難、ロシアでの迫害などを理由に逃亡するロシア人を支援している。ベラルーシでは、ナッシュ・ドムという団体が「NO means NO」キャンペーンを行い、徴兵資格のあるベラルーシ人に戦わないように勧めている。徴兵拒否の罰則は、ロシアでは最高10年の禁固刑、ウクライナでは最低でも3年、おそらくそれ以上で、審理や判決は非公開である。戦わないことは平和のための高貴で勇気ある行為であるにもかかわらず、コフチェグもナッシュ・ドムもウクライナ平和主義運動も、ノーベル平和賞受賞団体には選ばれなかった。
アリエル・ゴールドは、米国で最も古い平和組織「和解のフェローシップ」の事務局長。以前はCODEPINKの国内共同ディレクターとして、Peace in Ukraine連合の運営に携わっていた。メディア・ベンジャミンは、米国の戦争と軍事主義の廃絶を目指して活動する女性主導の草の根組織反戦団体CODEPINKの共同創設者であり、「War in Ukraine Making Sense of a Senseless Conflict」など多数の著書を持つ。
ジョリーン・プレトリウスは、南アフリカのウェスタンケープ大学政治学科准教授として、国際関係学および安全保障研究について教えている。英国のケンブリッジ大学より博士号を取得した。リバプール・ホープ大学デズモンド・ツツ大主教戦争・平和研究センター(Archbishop Desmond Tutu Centre for War and Peace Studies)で研究員を務めた。また、「科学と世界の諸問題に関するパグウォッシュ会議」の南アフリカ支部会員である。